婚活ビジネス市場が拡大している要因とは一体?

2018年6月16日

いま巷では婚活ビジネス市場が拡大しつつあります。その背景には次のような理由があると考えられています。

・婚活スタイルの多様化
年齢を問わずスマートフォンやネットを使う人が年々増加している今、婚活のスタイルも様変わりしてきています。結婚相談所や親戚・友人を通じての婚活だけでなく、地域のコンパイベントである街コンや、婚活サイトや婚活アプリを使ったネット婚活など、男女が出会える方法がたくさん増えて多様化しています。婚活スタイルが多様化することで気軽に婚活をする男女が増えています。

・国・政府の婚活支援がある
少子高齢化に歯止めをかけるべく、国や各自治体でも婚活する人を支援する取り組みを始めました。2007年に「少子化担当大臣」が設置されたことを皮切りに、2014年度からは婚活支援事業も開始、地域活性化も視野に入れて、婚活・お見合いパーティーを企画実施する自治体に運営費の一部を支援しています。行政によるさまざまな婚活支援があるおかげで、新たにこの事業を始めようという企業や個人が増えてきました。

・少子化
合計特殊出生率(出産可能とされる15歳から49歳までに一人の女性が産む子どもの平均数)は、2016年度調査によると1.44で、一時的に微増はしたものの、相変わらず減少傾向にあります。今後人口を維持していくためには2.07以上が必要なため、国や自治体では結婚、出産を支援する動きが高まっています。

・晩婚化
働く女性が増えたことに伴い、初婚年齢が高くなってきています。2013年には平均初婚年齢は、夫が30.9歳、妻が29.3歳で、年々高くなってきています。晩婚化に伴って晩産化も進み、出産適齢期の女性が減って出生率も低下するため、国も自治体も婚活を積極的に支援するようになってきました。

・生涯未婚の問題
晩婚ではなく、生涯結婚しない男女の数も増えてきています。国では働き方改革や待機児童対策などを通じて仕事と育児の両立を支援してきましたが、出産育児問題の前にそもそも結婚する男女が少なくなってきているのです。2015年には日本の生涯未婚率(50歳まで一度も結婚をしたことがない人の割合)は男性23.37%、女性14.06%で過去最高を記録しました。一方、いずれ結婚したいと考えている未婚者(18~34歳)の割合も男性86.3%、女性89.4%と高くなっています。結婚したいけれど見つからないという人が男女ともに多いので、結婚したい人同士を結びつける婚活ビジネスのニーズが高まっているというわけです。

・離婚の増加
ライフスタイルの多様化に伴い、離婚するカップルが増加しています。離婚年齢も多様で、熟年離婚もあれば若い世代の離婚もあります。離婚の増加に伴って再婚カップルも増えており、離婚経験がある人が新たな出会いを求めて婚活するケースが非常に増えています。こうした流れを受けて、婚活ビジネスの現場では初婚カップルの婚活だけでなく、再婚カップルの婚活ニーズも高まってきています。

このように、ライフスタイルの変化や国・自治体による婚活支援など、さまざまな理由によって婚活市場は年々盛況になってきているといえます。


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