結婚相談員になるには?仕事の内容と開業方法

2019年12月10日

結婚相談員が婚活のサポートを行う場合には、自治体の公共サービスとしてボランティアで行うもの。または企業の結婚相談所のスタッフとして仕事をするという2通りがあります。結婚サポーターなど自治体によって言い方はさまざまです。結婚相談所のスタッフは登録している会員に対して婚活に関連したさまざまなサービスを提供します。どちらも結婚を本気で考える人のサポートをするという目的に違いはありませんが、仕事内容には大きな差があります。ここでは結婚相談所の婚活相談員について詳しく解説します。

結婚相談所の仕事って何?

結婚相談所の目的は、結婚を希望する男女に理想的な異性をご紹介し、結婚につながるようにサポートをすることです。
結婚相談所に登録する理由にはさまざまなものがあります。最も多いのは、職場の同僚が同性ばかりである、仕事が忙しく時間がない。またプライベートで関わる友人が少ないことから、結婚につながる出会いのチャンスがないというケースです。こういった理由から結婚相談所の会員となる人は、年齢層が幅広く、男女ともそれほど差がないという傾向にあります。婚活パーティーなどに参加することが苦手な方も入会します。会員の年齢はさまざまですが、女性よりも男性のほうが多いという特徴があります。また、50代以上の男女に多い理由が、離婚や配偶者との死別を経験してから、新たなパートナーを見つけたいというものです。このような理由から婚活を始める人は同年代の相手を探している人が多いことが特徴として挙げられます。そのため、50代以上の会員に限定した婚活パーティーやお見合いパーティーを開催している結婚相談所もあります。NOZZE.では、シニア婚活に力を入れていて、最後を一緒に迎える人を見つけるための婚活『終婚活』と呼び、今後も一層力をいれてサポートしていきます。

このように、結婚相談所に登録した理由や婚活の目的、異性に求める理想は会員一人ひとりで全く異なるため、それぞれに適切なサポートを行っていく必要があるのです。会員の希望を無視して画一的なサービスを提供しても、希望の結婚を叶えるための有益なサービスを受けられなくなってしまうでしょう。結婚相談所での手厚いサポートを期待して安くはない婚活資金を支払ったのに、理想とする異性と出会うことができなくなります。結婚相談所でのサポートに不信感を抱いてしまったり、婚活を行っても結婚することができないと諦めてしまったりする人もいるでしょう。こういったことがないように、結婚相談員は会員の話にしっかり耳を傾け、希望するサービスを提供する必要があるのです。また、たとえ登録する前に婚活や結婚相談所に対して不安を抱いていた人でも、結婚相談員による適切なサポートで希望を持つことができるようになります。結婚相談所での仕事は、努力の結果が会員の結婚という成果で現れやすく、相手の喜びを共有することができるという点でやりがいのある仕事であるといえます。

結婚相談員の仕事の流れ

それでは、具体的な結婚相談員の仕事の流れを説明します。

① 結婚相談所の入会が決まった会員様に、理想に合った異性を紹介

その会員の考えや性格、理想を知らなければ適切な異性を紹介することができません。会員がどのような恋愛観や結婚観を持っているのか、結婚したい相手はどのような人なのかを細かくヒアリングすることが重要です。お相手検索システムなどを使って膨大な会員の中から条件を絞り、最適な異性を紹介します。しかし、その会員が紹介した異性に必ず興味を持つとは限りません。年齢や職業、趣味などの条件が理想に合っていたとしても、異性の写真から分かる外見や雰囲気などが理想とは異なっていることもあります。このような場合には、会ってみたい、話してみたいと思える異性が見つかるまで続けることが必要です。

② 最適な異性を紹介することができたら、お見合いをセッティング

結婚相談所内の施設でお見合いをするか、レストランやホテルのラウンジなど外部でお見合いをするといった2通りがあります。お見合いの雰囲気によって開催する場所も工夫することが必要です。落ち着いた雰囲気のお見合いでは、静かなレストランや高級ホテルのラウンジなどで行うことになります。一方、婚活に慣れていない人や堅苦しい場面では緊張してしまう人などは、カジュアルな飲食店でのお見合いをセッティングすることになるでしょう。また、お見合いに立ち会うかどうかは結婚相談所によってさまざまです。結婚相談員の立ち会いがあれば、積極的に会話を広げ、場を盛り上げることができるようになります。どんな話をしたらいいか迷ってしまったり会話が途切れてしまったりすることで、会員同士が気まずい雰囲気になるといったことが起こりづらくなるでしょう。一方、結婚相談員の立ち会いがない場合には、人目を気にせず自由なコミュニケーションが取りやすいというメリットがあります。人と話をすることが好きな会員のお見合いであれば、結婚相談員の立ち会いがないことで会話が弾み、異性との良好な関係を作りやすくなるでしょう。

③ 交際に進展させるためのフォロー

お見合いが成功したからといって、その後も二人の関係が続くとは限りません。お見合いは結婚相談員が主体となって開催したものであり、その後に会員同士で自主的に関係を続けようとするかどうかは別物なのです。せっかくお見合いをして意気投合したものの、それっきり関わりがなくなってしまっては意味がありません。電話やメール、SNSなどのツールを利用して積極的に連絡を取っているかを聞き、もしあまり連絡を取っていないようなら定期的にやりとりをするように勧めます。また、会員の趣味に合わせ、二人で楽しめるデートのプランを提案することも有効です。このように、交際に発展させるためのサポートを行うことも結婚相談員の大切な仕事になります。

④ プロポーズの提案

ある程度の交際期間を経てお互いのことを知ることができたら、プロポーズの提案をするのが最後の仕事です。最適な時期や場所、話し方や服装などのアドバイスも行うことになります。プロポーズが成功したら、成婚に導くことができたということになり、結婚相談員の仕事として一つの区切りとなるでしょう。

結婚相談員の求人事情

結婚につながる真剣な交際を希望する人が多い中、結婚相談員の求人は少なくありません。雇用形態もさまざまで、時給制のアルバイトやパート、正社員などがあります。勤務可能な日数や家庭の事情などにより、雇用形態を選択することができるのです。給与や待遇は、地域や企業によっても大きく異なります。基本的には月給が20万円程度ですが、さらに成果に応じてインセンティブもあるという歩合制であることがほとんどです。成婚に導いた会員の数はもちろんですが、担当している会員からの評判や良好な交際を続けているかどうかといった点も成果として認められます。

結婚相談所を開業し、自らが結婚相談員として働くこともできます。NOZZE.加盟店では、結婚相談員のことを『結婚カウンセラー』と呼びます。資格もいりませんし、今までの経験をフルに活用しビジネスとしてスタートすることが可能です。

結婚相談員として求められる人材は『人が好きな人』

結婚相談員として会員に有益なサービスを提供するためには、次のような特徴を持つ人が求められます。

① 人と接する仕事がしたい人

会員一人ひとりの話を熱心に聞き、希望を汲み取ることができれば、最適な相手を紹介することができます。また、せっかく理想の異性に巡り合わせることができたら、関係がうまく続くようにフォローが必要です。今までたくさんの方の恋愛相談にのってきた、人と話すのが大好きな人には結婚相談員の仕事は、会員と程よい距離感でコミュニケーションを取り続けることが求められるのです。

② 人生の転機に関わる仕事がしたい人

結婚は素敵なご縁がつながりパートナーと結ばれる、人生の一大イベントです。そんな瞬間に立ち会うことができる職業はなかなかありません。結婚相談員は、結婚という喜びにあふれた人生の転機を間近で見ることができるのです。

③ 人の役に立ちたい人

どんな仕事であっても誰かの役に立つことはできますが、結婚相談員は一生に一度しかない大きな喜びへと導くことができます。婚活サポートをするという仕事は、自分の考えだけでは進めることができず、会員の考え方や理想によって求められる内容も異なる大変難しいものです。ときには会員の期待に応えることができなかったり、満足してもらえなかったりといった苦労もあるでしょう。だからこそ、成婚に至った場合にはその喜びを共有し、役に立ったと感じることができます。

④ 人と長く深い関係性を構築したいと考えている人

いざ婚活を決意して積極的に活動したとしても、結婚は一朝一夕に成就するものではありません。会員とともに、結婚相談員も地道な努力を続けていく必要があります。それは大変なことでもありますが、裏を返せば担当した会員と深くつながり続けることができるともいえるのです。結婚相談所の登録や婚活自体が初めてという人は、緊張や不安から自分の気持ちや性格などを素直に話すことができないことも珍しくありません。しかし、結婚相談員が親身になって話を聞き、アドバイスをしていくことで、会員は徐々に心を開くことができるようになります。深い関係を長く続け、信頼を得ることができれば、結婚の喜びを一緒に味わうことができるでしょう。

人にかかわる仕事が好きな人にはピッタリの仕事です。結婚までの過程を間近で見ることで自分自身も成長できますし、喜びも大きいです。人が幸せになることで、自分の幸福度もあがる仕事なのでやりがいを感じることでしょう。次は結婚相談員に求められるスキルについて解説します。

結婚相談員に求められるスキルは?

人の役に立つことができ、やりがいと喜びを感じられる結婚相談員ですが、求められるスキルはどのようなものなのでしょうか。

① 簡単なパソコン操作ができればOK

結婚相談員の仕事は難しい事務作業はほとんどありません。パソコンがあればどこでも仕事ができるので、時間や場所にとらわれず自由に働けることも魅力的です。大部分の結婚相談所は、会員に異性を紹介する際にお見合い検索システムというものを利用します。中にはこのシステムは一切使わず、結婚相談員の経験と知識から最適な相手を探し、紹介するという手法を取っているところもあるでしょう。しかし、お相手検索システムは登録された膨大な数の会員の中から効率よく理想の異性を探し出すことができるため、成果が得られやすいことから広く利用されています。ネットワーク上にある会員情報を、年齢や年収、職業といった条件を設定して絞り込みを行うため、簡単なパソコンのスキルがあれば十分です。その他、会員様のプロフィール入力、会員様や仲人とのメールのやりとり、接客時にシステムの使用方法を説明する時に使います。文字入力やインターネットに検索ができるだけで仕事ができます。

② 笑顔で対応することができること

緊張していたり、異性と出会うことができるのか不安に感じていたり、結婚相談所を訪れる人はネガティブな感情を抱えていることも少なくありません。相手の緊張を少しでもほぐし、リラックスした気持ちで婚活をスタートしてもらうには、結婚相談員が笑顔で接することが重要です。
③ コミュニケーションスキルを持っていること

結婚相談員は、相手の立場に立ち、求めていることを理解してアドバイスを行います。常に人とコミュニケーションを取ることになるため、人と接することが好きな人には最適な仕事です。コミュニケーション能力に自信がない人も、結婚相談所ごとに開催される研修に参加したり、仕事の経験を積んだりしていくことで、ある程度のスキルは得られます。人のためになる仕事がしたい、喜びを共有したいという熱意があれば、高いスキルを身に付けることができるでしょう。

事務的な作業はそれほど難しくありません。それよりも接客時に笑顔でいることや、会員様とやりとりをするためのコミュニケーションスキルが求められます。結婚という幸せを作る仕事です。まずは自分自身が明るく楽しく働くことで、会員様も頑張って婚活に取り組むことができるでしょう。

約9割が未経験!結婚相談所の独立開業は経験がなくても可能?


結婚相談所を開業する人の約9割が、婚活サービス業務未経験です。

結婚相談所を開業したら、自ら経営に携わり、サービス内容も全て決めていかなければなりません。そのため、結婚相談所で長期間勤務していることや、婚活サービスの業務の経験があることが求められるのではないかと考えている人もいるでしょう。しかし、結婚相談所を開業する人の約9割が婚活サービス未経験です。資格はいりませんが、事務作業や接客スキルも一定程度のレベルが求められることは事実です。また、今の自分の持っている知識や経験、スキル、人脈をどう活かしていくかが重要となります。

近年では夫婦で結婚相談所開業も増えています。仕事の役割は得意なことをそれぞれが担当します。営業の経験や話すことが得意な方が入会の接客・カウンセリング・お見合いの立ち合いをしたり、パソコンが得意な方が、会員様へのメールやお相手の紹介を担当します。時間の調整もできますので、夫婦で過ごす時間を増やすこともできます。だれかの幸せを作ることで、夫婦の関係もより深まり、仕事をする上でもっとも最適なベストパートナーです。

結婚相談所を開業する方法は?

結婚相談所を開業するには、いくつか必要なプロセスがあります。

① 事業計画を立てること

日本全国に結婚相談所はたくさんあります。たとえば、経験豊富な仲人がサポートを行うところもあれば、お相手検索システムを駆使して出会いのチャンスを増やすことを重視しているところもあるでしょう。仲人が高いスキルを活かして提供するサービスは、温かみが感じられ、相談しやすいとして高い評価を受けています。一方、会員数が多いうえにお相手検索システムが充実していれば、短期間で理想の相手と出会うことも可能です。また、大人数が参加する婚活パーティーを多く開催するところもあれば、密接な関係性を築きやすい少人数のお見合いパーティーに重点を置くところもあるでしょう。このように、結婚相談所それぞれに特色や個性があり、婚活を希望する人が自分に合った結婚相談所を選ぶことができるのです。

開業したらどのような婚活サービスを提供したいのかを考え、そのために必要なことを洗い出し、事業計画を立てていく必要があります。事業計画がしっかり立てられると、今後何を用意していくか、どんな人脈が必要か、予算はいくら必要かが明確になり、短い時間で理想とする結婚相談所を作ることができます。

② 集客の準備を行うこと

会員にとって有益なサービスを考え、緻密な事業計画を立てても、顧客を増やすことができなければ意味がありません。さらに、結婚相談所に登録しようと考えている人は、緊張していたり不安を抱えていたりする場合もあり、どうアクションを起こしたらいいか分からない人もたくさんいます。とりあえず相談だけでもしてみようという人に、ぜひ結婚相談所のサービスを受けてみたいと思ってもらうことが必要です。結婚相談所を探す際には、多くの人がインターネットを利用します。ホームページを見て興味を持ってもらうために、自分の結婚相談所の方針や魅力が伝わりやすいような工夫が大切です。少しでも不安が解消できるよう、明るいイメージで作り価格は分かりやすく表示し、一目で最適なプランを見つけることができるようにしましょう。またチラシも用意してみましょう。結婚相談所を開業したことを友人にも伝え宣伝してもらいましょう。店舗に置いてもらえたらもっと宣伝効果も上がります。

③ 事務所の準備

婚活を希望している人のプライバシーに配慮しながら話をすることができるスペースと、結婚相談員が作業をする事務室は最低限確保する必要があります。さらに、プロフィール写真のためのスタイリングや写真撮影をするための施設、お見合いや婚活パーティーを開催する施設が必要になることもあるでしょう。これらは必ず準備しなければならないというものではありませんが、結婚相談所の方針やサービス内容によっては必要になることがあります。NOZZE.加盟店は、接客やお見合い時、NOZZE.支店を利用できます。事務所を持つ必要がないので経費を抑えることが可能です。

④ 結婚相談員の研修

会員の希望を満たすことができる婚活サービスを提供するためには、婚活に関する知識とスキルの習得が欠かせません。ベテランの結婚相談員による研修のほか、コミュニケーション能力やパソコンスキルを身に付けるための研修を受けてみましょう。NOZZE.加盟店は定期的に加盟店様に向けた定例会で『新しいシステムの説明』や『交流会』を行います。加盟店様同士が顔を合わせることで、お見合いも円滑に進みますし、悩み、喜びを共有することができます。

過去の定例会についてはこちら↓

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また、NOZZE.は結婚社会学アカデミと提携しています。

厳格な審査基準をクリアし、結婚を学問として学ぶ「婚学」の知識と教育を受け、訓練されたプロフェッショナル集団を【結婚アテンダント】と呼んでいます。結婚の知識をしっかり学ぶことでより良いサービスを会員様に提供することができます。全国のNOZZE.加盟店の皆様に結婚アテンダントの資格を取得して頂いています。

そして、最後にいよいよ開業となります。事業計画を練り、集客のためのアイディアを考え、開業のための準備を行ってきた成果が試されるのです。開業してからもより良いサービスを提供し、お客様に満足して頂けるための努力は欠かさないようにしましょう。

必要なスキルを身に付けて開業しよう

結婚相談員として婚活サービスを提供するためには、必要なスキルを磨くことが重要です。さらに、開業のためのプロセスに沿って手続きや作業を行う必要があります。この記事で示した開業方法に従い、自分の理想とする結婚相談所を開業しましょう。NOZZE.は開業までのサポートが充実していますので、安心してスタートできます。お気軽にご相談くださいませ。

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