婚活や結婚に不可欠!?仲人とは?仲人の役割と必要性

2023年3月9日

婚活や結婚でよく耳にする仲人の役割や特徴、また結婚相談所に求められるサービスやサポート力について説明していきます。

今さらきけない仲人とは一体?

婚活する人や結婚相談所の利用者が増えたこともあり、婚活ビジネスや結婚相談所ビジネスに興味を持つ人が多くなっています。サービスを提供する会社や組織も増えつつありますが、まだまだ伸びしろのある業界であるため注目されています。需要が高まると予測されるビジネスだからこそ、正しい知識や開業のノウハウをしっかりと身につけておきたいものです。

現代の結婚相談所で仲人と言えばお見合いを組んだり婚活のサポートをする仕事です。企業によっては結婚カウンセラーやマリッジサポーターなどと呼ばれています。

仲人とは結婚式の仲立ちをする人を示す言葉とされてきました。新郎と新婦だけでおこなう2人だけの結婚式スタイルもありますが、かつて結婚式は家と家とをつなぐ大切なイベントとして考えられていました。両家の間を取り持つ立場として、仲人はお互いの家との懸け橋の役割を持っています。もともとは、古事記や日本書紀に書かれている「仲立ち」という言葉が起源です。時代と共に結婚式のスタイルも変わっているため、仲人の存在を知らずに結婚式を挙げているカップルも少なくありません。もちろん、必ずしも仲人を立てなければいけないという決まりがあるわけではないので、考え方や家のしきたりによって仲人をどうするか決定し、結婚式のスタイルも自由に選択することができます。

仲人の役割とはどういうもの?

仲人は、両家の使者としてさまざまなやり取りをおこなったり、お見合いを取り仕切ったりといった役割を持ちます。両家に縁談を持ちかけてお見合いをサポートするところから始まり、縁談がまとまれば両家の使者として結納品のやり取りや結納当日の進行役を務めることになります。また、結婚式に立ち会って結婚を誓う2人の証人になることもあるでしょう。披露宴では最初の挨拶やスピーチをおこなうので、新郎新婦の生い立ちや職業などについて詳しく知っておく必要があります。

仲人としての役割は結婚式や披露宴までで終わりと思われがちですが、結婚生活を続けるうえで先輩夫婦として2人を見守り、場合によっては相談に乗ることもあります。仲人を立てて結婚式をおこなう場合は、お世話になっている仲人に対して、年末年始や節目に挨拶へ伺ったりお中元やお歳暮を贈ったりという付き合いが続きます。婚活ビジネスや結婚相談所ビジネスでも結婚後の相談に対応するところがありますが、本来の仲人のように末永く関係性が続くというわけではありません。

仲人と媒酌人の違いって何?

結婚式で進行や挨拶などのサポートをしてくれる仲人は、媒酌人と混同されることがあります。仲人は縁談のサポートから結婚式までトータルでお世話してくれるのに対して、媒酌人はあくまで結婚式の立会人であり、挙式当日に特化する役割です。仲人がいるのであれば媒酌人を別に立てる必要はありません。仲人が結婚式のサポートも務めてくれるのでお願いすることができます。仲人がいない場合でも、新郎新婦や家同士の考えで媒酌人を立てることがあります。「頼まれ仲人」や「レンタル仲人」と呼ばれることもあり、現代の仲人は媒酌人を示すケースも少なくありません。

媒酌人は、上司や恩師以外にも友人にお願いするケースも多く、信頼できる人や尊敬できる人に引き受けてもらうのが一般的です。しかし、依頼できる人がいない場合や結婚後の付き合いが面倒などの理由から、仲人や媒酌人を立てずに結婚式をおこなうスタイルが増えつつあります。ただし、両親の希望や家のしきたりで媒酌人を立てざるを得ないケースもあるので、お互いの家族を交えてよく話し合ってから決めたほうが良いでしょう。

仲人を立てる必要性は?

結婚式をするにあたって、仲人や媒酌人を設ける必要性がないと考えるカップルもいます。データによれば、仲人を立てて結婚式をおこなったカップルは全体の1割程度です。とはいえ、しきたりを重んじたり格式高い結婚式にしたいと考えていたりするカップルであれば、仲人を立てる必要性があるといえるでしょう。結婚式を挙げる本人同士が良くても、家族が強く希望することもあれば、仕事の関係で上司にお願いしなければいけない雰囲気になるケースも少なくありません。

結婚が決まったら、まずは両家の意向を確認して、必要であれば仲人を引き受けてくれそうな人に依頼することになります。結婚式までの段取りや挙式当日の対応などは、自分たちでおこなったり式場のスタッフやサービスを利用したりすることも可能です。必ずしも仲人を立てる必要はありませんが、建て前や立場を考えて必要があれば仲人を立てるという選択肢も検討してみましょう。

昨今では結婚相談所の人が仲人になることも?

仲人を立てて結婚式を挙げるカップルは減少傾向にあります。一方で、仲人の役割を兼ね備えたスタッフが在籍している婚活サービスや結婚相談所は需要が高まっています。仲人を立てる場合、社会的に信用できて人望の厚い人や末永く付き合える人にお願いするのが一般的ですが、昨今では結婚相談所のスタッフが仲人役として進行を取り仕切るケースが多く見られるようになりました。

今や、結婚相談所はこれまでの仲人的な役割を持つといっても過言ではありません。そのため、違和感なく仲人役を依頼できるというカップルが増えているのが特徴です。また、仲人や媒酌人としてはもちろん、スタッフが恩人として結婚式や披露宴に招待されるケースも少なくありません。婚活ビジネスのサポート役としてだけでなく、結婚式やその後の相談にも乗れるスタッフの対応力が高く評価されているといえるでしょう。

仲人としての役割を果たそう!

婚活ビジネスや結婚相談所ビジネスを始めるのであれば、仲人や媒酌人について知識を深めておく必要があります。仲人を設けないカップルであれば、自分たちで結納の段取りや挙式準備を進めていくことになります。とはいえ、結婚式は準備やさまざまな手配に時間や手間がかかるものです。実際には、結婚式のサポートを必要としているカップルは大勢います。仲人の役割もこなしてくれる結婚相談所があれば、積極的に利用を検討するカップルも増えることでしょう。これから幸せになろうとしている利用者のニーズに応えるサービス提供を考えているのであれば、仲人や媒酌人としての役割や重要性を理解しておく必要があります。

知人や友人などに仲人や媒酌人を頼むケースが多いものの、今後婚活や結婚式のスタイルが変化するなかで、結婚相談所のスタッフが仲人の役割を担う可能性は十分にあります。利用者のニーズに合ったサービス展開をおこなっていくためにも、仲人に求められる役割をしっかりこなせる対応力を備えておきましょう。婚活ビジネスや結婚相談所ビジネスで開業を検討している人は、先を見据えたサービス展開も視野に入れておくことが成功の鍵です。

仲人Q&A

開業資金があまり用意できないのですが大丈夫ですか?

加盟していただくと毎月システム利用料がかかります。開業当初はすぐに収入は見込めないので、数月分のシステム利用料は貯めておく必要があります。

しかし、在庫を抱えたり事務所を持つ必要がないので新規事業として始めやすいです。用意するものはパソコンとスマホです。名刺やホームページ、接客で使う契約書などはノッツェでご用意しますので初期費用をおさえてスタートできます。

資格は必要ですか?

結婚相談所の開業に資格はいりません。今までの経験をフルに活かして働いていただけるお仕事です。結婚について学ぶことでいろいろな意見を持って会員様に接することができます。常に新しい情報を知っておくことも婚活ビジネスでは有利です。

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