30代で結婚はできる?婚活で成功するコツは?

2021年3月18日
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2015年に厚生労働省が公表した「人口動態統計」によると、女性の平均初婚年齢は29.4歳という結果になりました。30歳になる前に結婚を決めている女性が多いことを意味するため、30代に入ると「このまま結婚できないのでは」と不安になってしまう人もいるでしょう。しかし、30代には30代ならではの良さもあり、それを活かせば婚活を成功させることも夢ではありません。今回は、年齢的な不安を感じている人のために、30代で結婚するためのコツを紹介していきます。

20代と30代の結婚の違いとは?

結婚するなら20代までにというイメージが強いかもしれませんが、30代での結婚も決して珍しくはありません。ただ、20代と30代では結婚に対する意識や価値観に違いがみられることもあります。たとえば、結婚する目的の一つに挙げられることも多い「子ども」に関する点です。30代よりも、20代で結婚したカップルのほうが妊娠や出産、子育てに対する意欲が高い傾向にあります。これは、国立社会保障・人口問題研究所が2010年に行った「結婚持続期間別平均出生子ども数」の調査結果で確認できます。

データによると、20歳~24歳で結婚した女性は、結婚14年目までに2.09人の子どもを産むのに対し、35歳~39歳で結婚した女性が産んだのは1.16人です。早く結婚した女性のほうが、多くの出産や育児を経験することがわかります。また、生物学的に妊娠しやすい年齢や高齢出産に対するリスクなどの知識も普及しつつあり、20代のカップルは子どもを求めて早めに結婚する人も多いという特徴があります。

一方の30代は、妊娠や出産、育児に対する身体的なリミットをはじめ、体力に不安を感じて子どもへの意欲が低くなることも珍しくありません。30代は20代で結婚したカップルよりも独身期間が長く、仕事や経済的な面で多くのキャリアを積んでいます。このため、子どものために生きるというよりは、自分の人生や夫婦の生活を重視する傾向が高いのです。ちなみに、子どもが生まれた場合は、豊富な人生経験や経済的余裕から、ゆとりを持った子育ても可能になります。

また、20代と30代の結婚では住宅の購入タイミングにも違いが見られます。20代で結婚すると住宅購入の時期が早まる分、住宅ローンを早く完済することも可能です。定年後にローン返済の負担がなくなり、余裕を持った老後を送れるでしょう。これに対し、30代で結婚して住宅を購入すると、住宅ローンの返済期間によっては定年後も返済が続く可能性があります。定年後に安定した収入が得られない場合、生活が苦しくなるおそれもあるため注意が必要です。

30代で結婚できる確率

30代に入ってから結婚するカップルは大勢いるものの、楽観視できるわけではありません。総務省が行った2015年時点の国勢調査データによると、26歳の未婚女性が5年以内に結婚する確率は43.5%と算出されています。これに対し、35歳の未婚女性が同じく5年以内に結婚する確率は21.5%と、なんと半分近くにまで低下してしまうのです。さらに、40歳になると9.3%しか5年以内に結婚できていません。つまり、35歳の女性が40歳になるまでの間に、結婚できるのは100人中21人しかいないということです。

約5人に1人という計算になり、いかに結婚が狭き門になっているかがわかるでしょう。ちなみに、5年以内に結婚できる確率がもっとも高いのは、26歳の43.5%です。27歳からは確率がどんどん低下していき、30歳になると35.5%しかありません。30代最後となる39歳では、10.8%にまで低下します。30代で結婚することももちろん可能なのですが、その確率は歳を重ねるごとに低下するため、のんびりしている暇はありません。彼氏などがいない場合、結婚を希望するなら1日でも早く本格的な婚活を始めたほうが良いでしょう。

30代の人が結婚しにくいのはなぜ?

20代と比べ、30代に入ると結婚できる可能性が低くなる傾向にあります。その大きな理由の一つが、「子ども」の存在です。国立社会保障・人口問題研究所が2010年に行った出生動向調査によると、30代~40代の独身男性の88.3%が「結婚したら子どもが欲しい」と考えています。しかも、そのうちの77.1%が2人以上の子どもを希望しているのです。一方の女性の場合、どんなに子どもを望んだとしても、年齢を重ねるごとに妊娠・出産がしにくくなるという身体的な問題があります。

日本産婦人科医会によると、35歳以上で初めての出産を迎える場合は「高年初産」と定義されています。高年初産では母体と子ども双方にとってリスクが高くなるため、一般的に妊娠・出産は35歳までに行うことが望ましいとされているのです。このため、30代女性の結婚相手として適切な30代~40代の独身男性は、子どもを授かる可能性が高い34歳以下の女性を希望するケースが多くなります。もちろん、35歳以上でも無事に出産している女性は多くいるのですが、男性としては少しでも可能性の高い若い女性を望んでしまっても無理はありません。厳しい現実ですが、子どもを望む独身男性は意外と多いということを理解し、少しでも早く婚活を始めることが大切です。

また、30代の女性が結婚しにくいのは、単純に若い20代の女性が男性からモテやすいという理由もあります。男性に収入の高さを求める女性が多いのと同じように、男性は女性に若さを求めるケースが多いのです。さらに、必ずしも人生において結婚が必要ではないと考える男性が増えたことも理由の一つです。ひと昔前までは、「男は家庭を持ってこそ一人前」という風潮が一般的でした。結婚していなければ、昇進に影響する職種や企業もあったほどです。

ところが、成果主義や家庭の多様性が広まった現代では、結婚が必須ではなくなってきました。さらに、コンビニや家事代行サービスなども充実してきて、独身生活を続けても不都合は少なくなっています。このため、結婚にメリットを感じられず、30代以降になっても積極的に婚活をしない男性が増えているのです。このようなさまざまな理由で、30代女性が結婚しにくい時代になっているといえるでしょう。

30代で結婚できない人の特徴

なかなか結婚できない30代の女性には、共通する特徴があります。まず、結婚相手の男性に求める理想がかなり高いという点です。人生経験やスキルが豊富な分、自分を安売りしたくないという意識があったり、20代のころから男性を見る目が厳しかったりすると、スムーズに結婚するのは難しいでしょう。また、上から目線の態度を取りがちな女性も男性から敬遠されることが多いです。男性は、無意識のうちに女性を守ってあげたい、リードしたいと思っていることもあり、女性側から偉そうな態度を取られると気分を害してしまう人もいます。たとえ、仕事で活躍する能力の高い女性だったとしても、男性の前では知識や経験をひけらかさないほうが良いでしょう。

さらに、努力しているというアピールが強い女性も要注意です。男性は結婚相手に安らぎを求めることが多いため、常に努力を惜しまない、いわゆる「意識高い系」の女性には疲れてしまう可能性があります。同じように、自己主張が激しい女性や、自己中心的でワガママばかり言う女性もリラックスしにくいため、結婚相手とは見てもらえないでしょう。なかにはこのような特徴の女性が好みという男性もいるでしょうが、一般的には結婚できない可能性が高いので注意が必要です。
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