選ばれる結婚相談所のプロフィール写真。好印象を与えるポイント

2022年5月27日
LINEで送る

結婚相談所での婚活が成功するかどうかは、プロフィール写真にかかっていると言っても過言ではありません。多くの人は結婚相手を探す際、まず最初にプロフィール写真に目がいくため、第一印象はプロフィール写真で決まってしまいます。

この記事では、結婚相談所に載せるプロフィール写真の撮り方について解説します。合わせて好印象を持たれる男女別のコーディネートや髪型、スタジオの選び方についても紹介しますので、自分のプロフィール写真に自信のない人やこれから撮る予定の人はぜひ参考にしてください。

結婚相談所はプロフィール写真が重要

結婚相談所において、プロフィール写真は非常に重要な要素です。

人の第一印象を決めるのは、言語・視覚・聴覚の情報のうち、視覚情報が50%以上を占めるという「メラビンの法則」もあるとおり、婚活においても男性・女性共にまずはプロフィール写真を見て「会ってみたい」「話してみたい」と決めます。

よって婚活やお見合いを成功させるには、相手とのファーストコンタクトであるプロフィール写真にこだわり、良い第一印象を抱いてもらうことが大切なのです。

また、プロフィール写真で印象が良くなければ、自己PRの文章まで見てもらえないことも多々あります。相手を惹きつける魅力的な写真を掲載しましょう。

結婚相談所に載せるプロフィール写真NG例

結婚相談所に載せるプロフィール写真にルールはありませんが、いくつか注意したいポイントがあります。選ばれる写真を撮るために意識したいのは主に、プロによる撮影・加工の程度・ポーズのとり方。まずは、結婚相談所に載せるプロフィール写真のNG例について解説します。

写真なしはNG。載せないと選ばれない

プロフィール写真では、「非公開」や「写真なし」の選択が可能ですが、それでは相手にどのような人物か伝わりません。また、写真がないと、結婚に対して「やる気がない」、「まだ準備中」と思われ、選ばれなくなる可能性が高くなります。

あるアンケート調査では、6割以上の人が「婚活をする際に相手のプロフィール写真を重視している」という結果が出ています。つまり、プロフィール写真がない時点で、選択肢から外れてしまうということです。「外見に自信がないから写真は載せたくない」「見た目ではなく内面で選んでほしい」と考える人もいるかもしれませんが、本気で選ばれたいと思うなら、プロフィール写真は載せるべきでしょう。

自撮りはNG。写真撮影はプロに任せる

スマホで自撮りすると、見る人に「結婚を真面目に考えていない」「結婚に対する意識が低い」と思われる可能性があります。また、自撮りの写真は、その人の魅力を最大限に引き出せないというデメリットもあります。今のスマホは写真機能が向上しているとはいえ、やはりプロによるスタジオ撮影にはかないません。

プロであれば、写真の撮り方のポイントを抑えたうえで、姿勢・服装・笑顔まで含めたアドバイスをくれます。本人さえも気付かない魅力を存分に引き出してくれるでしょう。見る人に対しても本気度を伝えることができるので、プロフィール撮影はプロに任せるのがおすすめです。

加工しすぎはNG。会ったときのギャップを抑える

結婚相談所に載せるプロフィール写真では、明るさや彩度などの微調整はプロに任せてOKですが、アプリなどを使って自分で行う場合は、「盛り過ぎ」に注意しましょう。外見に自信がないからといって過度に加工すると、実際に会ったときに「プロフィール写真と実物が違う」「騙された」などと悪い印象を与える可能性があります。

あるアンケート調査では、アプリで盛っているプロフィール写真について、6割以上の人が「印象が悪い」と回答しています。今は、スマホで誰でも簡単に加工できるので、加工し過ぎている写真はすぐに「盛っている」とバレてしまいます。明るさ調整程度にとどめ、違和感のある加工は控えましょう。

ポーズはNG。自然体で

カメラを向けられるとついポーズをとりたくなる人もいるかもしれませんが、結婚相談所のプロフィール写真にポーズは適していません。ピースサインはカジュアル過ぎて幼い印象を与えますし、腰に手を当てるモデル立ちは自信家などの印象を与えてしまいます。またウケを狙ったようなポーズは、ふざけていると思われます。いずれも結婚相手の対象外となる可能性があるため、避けましょう。

ポーズをとるときは、まず肩の力を抜きリラックスすることを心がけてみてください。シャッターが切られるときは背筋をピンと伸ばし、品の良い印象を与えることを意識しましょう。

好印象な写真のポイント

結婚相談所に載せるプロフィール写真を撮る際に何よりも意識したいのは、好印象を与える写真を撮ることです。好印象を与える写真とは、アプリやポーズで盛らない、ありのままの自分を写し出すこと。そのためには、清潔感のある格好や笑顔が必要です。

ここからは、好印象を与えるプロフィール写真を撮るためのポイントについて解説します。

笑顔

プロフィール写真に笑顔は欠かせません。笑顔は誰でも好感を持つ要素です。「この人と結婚すれば幸せになれる」と思われるためにも、笑顔で写りましょう。ただし、あきらかにビジネススマイルと思われるような笑顔は逆効果です。特に男性は女性に警戒心を持たれる場合があるので注意しましょう。仕事用の写真とは区別することを念頭に置き、撮影に臨んでください。

好印象を与える笑顔になるために意識したいポイントは、好きな人に笑いかけているように微笑むことです。写真撮影に慣れていない人にとっては難しく、緊張して引きつったような笑顔になるかもしれませんが、楽しいことを思い描くなどし、自然な笑顔になるよう心掛けてみてください。

自然体

好印象な写真を撮るには、自然体でいることも大切なポイントです。ありのままの飾らない自分の姿を見てもらうことで、お相手は自分が隣にいることを自然と想像し、結婚のイメージも明確になるでしょう。

しかし、自然体で撮ることは案外難しく、特にカメラへの苦手意識が強い人はどうしても身構えてしまうもの。カメラを意識するあまり、表情が強張ったり、ぎこちない雰囲気になったりします。自然体で撮る際のポイントは、好きなものを思い出したり、楽しいことを思い浮かべたりすること。ふだんの自分が垣間見えるような、魅力ある写真になるでしょう。

顔がはっきりとわかる

顔ははっきりと見せましょう。ピン(焦点)がずれ、全体がボケている写真や顔が極端に小さい写真、マスクや帽子で顔が隠れている写真などはNGです。また、誰かと映っている写真を切り抜いたような写真も不自然な印象を与えるので避けましょう。明るい雰囲気にするため、直射日光の下で写真を撮る場合がありますが、光の明るさが強すぎて顔が暗くなり見えづらくなる可能性があるので、野外での撮影は注意が必要です。

プロフィール写真でまず見られるのは、顔です。よって顔の写りがその後を左右するといっても過言ではありません。頬にかかる髪は耳にかけるなどして顔を出すようにしましょう。前髪も目にかからないよう横に流すなどし、アレンジに工夫を。

清潔感のある服装と髪型

好印象を持たれるためには、清潔感のある服装と髪型で撮ることが大切です。服装は、その人の趣味が現れ出るもの。胸元が大きく開いたシャツや短すぎるスカートなど露出度が高い服装は「遊んでいる」といった印象を与えるのでNGです。また、ポップな柄のシャツやデニムなど普段着のようなカジュアルすぎる服装も、本気度が低いと思われます。ダメージジーンズやスパンコールなど個性的すぎる服装も奇抜な印象を与え、清潔感に欠けるので避けましょう。男性は誠実さや信頼感が伝わるきれいめの服装を、女性は優しさや可愛らしさが伝わる服装を選ぶことが大切なポイントです。

髪型にはさまざまなアレンジがありますが、カラーリングは派手な色合いにせず、落ち着いたナチュラルな印象の色合いがベター。長髪の場合は顔がはっきりと見えるように耳にかけたり結んだりし、顔回りをすっきりさせましょう。短髪の場合は寝ぐせなどで野暮ったい印象を与えないよう整髪剤などで整えると、品のある印象になります。

【男性の服装】ジャケットスタイル

プロフィール写真撮影で着用する服装で男性におすすめなのは、ジャケットスタイルです。コーディネートのポイントは、ジャケットにシャツやスラックス、ワンウォッシュのデニムパンツなどを合わせること。ジャケットスタイルは爽やかな印象を与え、どんな人でも着こなせるコーディネートです。このほかにも、テニスウェアやゴルフウェアなどを着て服装で趣味をアピールするのもありです。ただし、Tシャツやジーンズなどのカジュアルスタイルは軽率な印象を与えるため、おしゃれに自信がある人のみの着用をおすすめします。

スーツは女性からの好感度が高くプロフィール写真にも人気の服装ですが、仕事で着用するスーツは真面目過ぎる印象を与える可能性が高いので注意しましょう。また、黒など暗い色のスーツも堅苦しい印象を与えてしまいます。スーツを着て撮影に臨むときのポイントは、ネクタイを外し、ネイビーやグレーなど柔らかい雰囲気の色のものを合わせて少しカジュアルさを残すこと。いずれにしても、清潔感や誠実さを伝えることを忘れずにコーディネートしましょう。

【女性の服装】ワンピースやスカート、パンツスタイル

女性の場合は、スーツよりもワンピースやスカート、パンツスタイルを選ぶと良いでしょう。女性らしい雰囲気を醸し出すことができるスカートの場合は明るめの配色にし、標準体型の女性はタイト、体型に自信のない女性はフレアがおすすめ。ボディラインに自信のある女性なら、パンツスタイルもおすすめです。

また、色によって与える印象が異なるので、コーディネートする際は与えたい印象で色を選ぶと良いでしょう。無難な色は、パステル調の色です。華やかさを演出したい場合は、イエローやライトブルーなどが良いでしょう。より品のある雰囲気を出したい場合は、ネイビーなどがおすすめ。ベージュやブラウン、黒は重い印象になってしまうので、避けた方がベターです。

女性のファッションアイテムとしてアクセサリーも外せないポイントですが、付けすぎには気をつけて。「お金がかかりそう」「高価なプレゼントを期待されそう」と思われてしまいます。また、全身を写すなら、ヒールのある靴をはくと上品さがアップするでしょう。

【男性の髪型】長髪より短髪。キメすぎに注意

男性の髪型は、長髪よりも短髪が清潔感があり好印象です。額や耳を出してスッキリさせることで、誠実さもアップ。髪の色は、黒や濃いめの茶であれば問題ありませんが、明るめの茶や金髪は奔放な印象を持たれる懸念があります。また、パサつきや寝ぐせを整髪料で整えることは大切ですが、付け過ぎには注意。テカりやベタつきは清潔感が損なわれてしまいます。

また、ひげや鼻毛もきれいに整えておきましょう。おしゃれなひげを好む女性もいますが、一般的には、ひげがある男性は選ばれる可能性が低い傾向にあるようです。特に手入れのされていないような無精ひげは不潔な印象を持たれる場合があるので注意しましょう。

【女性の髪型・メイク】しっかりとナチュラルに

女性の場合は、派手すぎない髪型とナチュラルメイクを心がけましょう。派手な髪型や濃いめのメイクを好む男性もいますが、結婚相談所に載せる場合は控えめがベターです。ポイントは、髪型とメイクのバランス。例えば髪が茶色なのに眉が黒いと、違和感のある印象になります。色合いは揃えるようにしましょう。

また、ナチュラルメイクは素肌感を大切にした自然な風合いのメイクですが、薄化粧とは異なります。ナチュラルメイクのポイントは、肌が明るく見えるようベースをしっかり整えること。ファンデーションを厚塗りするのではなく、クマやシミはコンシーラーなどでスポット的にカバーしましょう。

髪型は清潔感を最優先します。強いカールや明るすぎる色は不真面目で遊んでいる印象を与えるので、ストレートかふんわりカールに。傷んでパサついた髪はトリートメントし、根本が黒くなっている場合は染め直しましょう。目にかかるほど長い前髪は、横に流すか耳にかけるかし、顔を隠さないようにします。サイドが長い場合はハーフアップにするとエレガントな印象になり、より女性らしさを演出できるでしょう。

スタジオ選びのポイント

スタジオの撮影メニューにはメイクやヘアセット、洋服のレンタルが付いている場合があり、撮影場所やカットの枚数、加工修正もスタジオによって異なっています。よってスタジオでプロフィール写真を撮る際は、あらかじめスタジオのサービスを確認しておく必要があります。

ここからは、希望通りの写真をとるためのスタジオ選びのポイントについて解説します。いくつかのスタジオを比較検討し、自分の理想を叶えてくれるスタジオを選びましょう。

ロケーション撮影に対応しているか

結婚相談所のプロフィール写真をスタジオに依頼する際は、自然光を取り入れたロケーション撮影が可能か確認しましょう。スタジオの場合はカメラマンと一対一で撮影を進めるので、特にカメラに対して苦手意識のある人は緊張してぎこちない表情になりがちです。

一方、屋外の場合は、空や緑などのびのびとした雰囲気のもとで撮影に臨むことができるので、より自然体で写るでしょう。自分が心地良いと感じる場所にいれば、自然と笑顔になり、親近感のある写真に仕上がります。

事例を参考にする

写真のテイストはスタジオによって異なっています。ホームページにはサンプル写真が掲載されている場合があるので、スタジオ撮影とロケーション撮影の事例をチェックし、どのようなテイストに仕上がるのか把握しましょう。自分が「いいな」と思う写真を撮っているスタジオは、自分の魅力を最大限に引き出してくれます。合わせて、金額や納品枚数なども確認しておくと安心です。

ヘアメイクもお願いできるか

撮影用のメイクはふだんのメイクとは異なるので、プロにお願いするのがベスト。撮影メニューにメイクが含まれているか、確認しておきましょう。撮影料金にメイクを含んでいるスタジオもあれば、オプションにしているスタジオもあります。いずれにしても、プロにメイクをしてもらうと魅力がさらにアップすることは間違いありません。「自分でできるから」とケチらずに、スタジオにお願いした方が後悔しないでしょう。

載せたくないという人ほどプロに頼んで素敵なプロフィール写真を

結婚相談所に載せるプロフィール写真は、第一印象の良し悪しを左右する非常に重要なものです。大多数の男女がプロフィール写真を見て実際に会うかどうかを決めるため、好印象な写真を撮りましょう。プロフィール写真を撮る際に意識したいポイントは、男女ともに清潔感のある服装・メイク・髪型です。スマホで自撮りした写真を加工アプリで部分的に強調するのは悪い印象を抱かせてしまうので、撮影は自然体の姿を撮ってくれるプロのカメラマンに依頼するのがおすすめ。スタジオを選ぶ際は、ロケーション撮影やメイクをしてくれるか、あらかじめ確認しましょう。

【Q】結婚相談所の写真は必須?

プロフィール写真の掲載は必須ではありません。載せる、載せないは自由に決めることができますが、多くの人がプロフィール写真を重視しており、その後会うかどうか決める判断材料にもなり得ます。プロフィール写真がなければその人となりが伝わりませんし、本気度が低いと思われ結婚対象から外されてしまう可能性が高くなります。良縁を逃すことにもなりかねないので、自分の写真を載せるのは恥ずかしいという人でも、プロフィール写真は載せた方が良いでしょう。

【Q】結婚相談所の写真は自撮りでもいい?

プロフィール写真の撮り方に決まりはありませんので、スマホの自撮り写真を載せることはできます。しかし自撮りは顔ばかりがフォーカスされて、全身を綺麗に撮ることができないというデメリットがあります。また自撮り写真は手軽さゆえに「本気度が伝わらない」「軽い気持ちで結婚を考えている」と思われ、敬遠されがちです。選ばれるためには多少時間とお金がかかっても、プロのカメラマンに撮ってもらうことをおすすめします。

【Q】結婚相談所の写真をアプリで加工するのはあり?

スマホの加工アプリを使えば、美肌加工やパーツの大きさ調整、輪郭の調整などが手軽にできます。しかし、不自然なまでの加工はNG。アプリで目を大きくしたり輪郭を削ったりして外見のコンプレックスを解消しても、見る人には不快な印象を与えてしまいます。また実際に会ったときに、写真と現実とのギャップに幻滅されることも。プロによる明るさの微調整はOKですが、顔や体の形や輪郭を極端に加工するのは「盛りすぎ」と思われて、お見合いに発展しない可能性が高いでしょう。

LINEで送る

関連記事

Top