結婚相談所を利用する会員の年収はどのくらい?

2023年1月18日
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結婚相談所を利用する会員の年収は、様々です。

質問の答えを知りたい方は、結婚相談所に問い合わせるか、インターネットで調べることができます。

結婚相談所では、会員の経済的状況や仕事など、さまざまな情報を入力することが求められる場合があります。そのため、結婚相談所を利用する会員の年収は、そのような情報をもとに推定されることがあります。

一方で、インターネットで調べる場合は、各結婚相談所によって異なる場合がありますが、会員の平均年収や、男性会員の平均年収、女性会員の平均年収などが紹介されていることもあります。

ただし、結婚相談所を利用する会員の年収は、個人情報であるため、正確な数字を公表することはできません。また、会員の年収は、個人の専門分野や地域によっても異なるため、参考程度にとどめるようにしましょう。

そもそも年収とは?

一般的に年収とは会社員の方であれば給与の「総支給額」を指します。社会保険料や住民税等が引かれた「手取り額」ではないので注意しましょう。1年分の給与、賞与の総支給額の合計が「年収」となります。個人事業主であれば1年間に得た利益から必要経費を指し引いた金額になります。

女性が結婚相手に求める年収はいくら?

結婚相談所に入会する女性は高年収を希望するイメージがあるという方が多くおられますが、そんなことはありません。確かに高収入を希望する女性も一定数でおられますが、女性自身が高収入で相手の男性にも同等の収入を求める方など、稀なパターンです。もちろん年収が高いに越したことはないのでしょうが、大多数の女性は平均的な年収であればよいと仰います。国税庁が発表する「令和3年分 民間給与実態統計調査」によれば男性の給与所得者の給与階級別分布では「年間給与額400万円超500万円以下」が最も多くなります。上記の点から年収400万~が女性が男性に希望にする年収のボリュームゾーンとなります。

男性が結婚相手に求める年収はいくら?

では逆に、男性が女性に求める年収はいくらになるのでしょうか。前述した「令和3年分 民間給与実態統計調査」によれば女性では「100万円超200万円以下」が最も多くなっています。では男性が女性に希望する年収のボリュームゾーンも「100万円超200万円以下」になるのか言われるとそういった訳でもなく男性は「女性の年収をあまり気にしない」方が多数でした。しかし昨今の社会情勢や日本経済の状況を鑑みると男性が女性の年収を気にする、もしくは希望する年収の平均値が上がると予想されます。

結婚相談所の会員の年収の平均額は?

結婚相談所の会員の年収の平均額については、その結婚相談所のホームページに公表している、もしくは結婚相談所に問い合わせるしかありません。また問い合わせて必ずしも回答してくれるわけではありません。ただ結婚相談所に執拗に回答を求める物ではないと考えます。例えば結婚相談所の入会条件が「医師限定」、「弁護士限定」、「高学歴、高年収限定」とかではない限りは、国税庁が発表する「給与所得者の平均年収」が結婚相談所の会員の年収の平均額に当てはまるか、やや上回ると考えて差し支えないと思われます。

結婚相談所には「年収」の条件がある?

登録する結婚相談所、若しくはその結婚相談所でも登録するコースによっては「年収」の条件がある場合があります。女性で年収が入会条件になることは稀ですが、男性については定職、一定の収入が求められます。

年収が低いと相手を見つけにくい?

男性について言えば、「令和4年版 少子化社会対策白書」によると男性の年収別有配偶率(2017年時点)をみると、いずれの年齢層でも一定水準までは年収が高い人ほど配偶者のいる割合が高い傾向にあります。

相手の年収を条件にするときの注意点

結婚後の生活を考えた上で、年収を条件に結婚相手を探すことは決して悪いことではありません。ただ年収が高ければ高い程、候補者の人数も少なくなります。

年収を意識した婚活のメリット

少数精鋭というわけではありませんが前述の通り、年収が高ければ高い程、候補者の人数は限られます。候補者のお相手にお会いする人数も少なくなりますので、そういった意味では婚活にかける時間は少なくて済むでしょう。また結婚後も希望した年収の水準で生活を送ることができますので、自分の思い描く夫婦生活に近い生活が送れることになります。

相手の年収を意識した婚活のデメリット

年収が高ければ高いほど、候補のお相手の人数は減りますので、良い人に出会わなければ婚活は長引く可能性があります。希望する年収はクリアしたとしても、相手の年齢や性格、容姿など他にも結婚相手を決めるにあたって重要条件があるからです。婚活が長くなればなるほど、費用もか掛かりますし、「良い人に出会えない」という事が続けば「婚活疲れ」になってしまうこともあります。

年収が低い男性向けの注意点

年収が低いからといって婚活を諦める必要はありません。必ずしも女性が高年収を求めているわけではありませんし、将来的に年収が上がる可能性もあるからです。必要以上に年収に負い目を感じてしまうとお相手には「自分に自信がない人」とネガティブに捉えられてしまいます。年収はあくまで「一つの条件」ですので誠意を持ってお相手に接することが大事です。

年収が高い男性向けの注意点

年収が高い男性は女性に選ばれる事が多くなります。悪い言い方をすれば「お金第一」の女性もいるでしょう。もちろん生活をする上で「お金」は必要であり、高年収を求めることは悪いことではありませんが、そればかり考える人と結婚しても幸せな結婚生活は訪れません。万が一、会社が倒産したり、重病になったり、起業する夢があって一時的に年収が下がったとしても支えてくれるような女性を選び出す観察眼が必要になります。

年収が低い女性向けの注意点

男性は女性の年収を意識する事は少ないのでそこまで気にする必要はありませんが、定職に就いていなかったり、収入が無く実家で両親のお世話になっていたりすると、その理由をしっかりとお相手に伝えておいたほうが良いでしょう。場合によっては「労働意欲のない人」であったり「飽き性な人」とネガティブに思われかねません。

年収が高い女性向けの注意点

お相手の男性よりも年収が高い場合は、男性が身構えてしまうケースがあります。「頭が良い人」、「仕事ができる人」と本来はポジティブなイメージですが、女性に甘えて欲しい男性や、プライドの高い男性には敬遠されがちなります。年収が高いという事は決して悪いことではないので、それを隠す必要もなく、それ以外の部分の魅力をしっかり表に出せるようにしましょう。

まとめ

未婚者は方は実際よりも過大に「結婚生活にはお金がかかる」と思いがちな傾向にあります。もちろんお金があるに越したことはありませんが、現時点での年収なので将来的に上がる、下がる、横ばいの可能性も十分にあるのです。夫婦二人であれば高年収を望まなくても生活は可能です。年収にこだわるあまり、結婚相手が見つからなかったり、お金はあるが心の休まらない相手と結婚するよりは、出産や子育て、新居の購入などのライフイベントを見据えて家計を共に考え、協力して家庭を築けるパートナーを見つけることが大事だと考えます。

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